すぐにやめてしまう方が多いことも現実
正直に申し上げまして、
ボクシングを長く続けていかれる方ってそう多くはないのです。
プロボクサーになりたい、けんかに強くなりたい、
ダイエットのために、健康増進のために、
ただなんとなく体を動かしたい、その他さまざまな思いを持って
多数の方がボクシングを始められます。
しかし、数回の練習でやめてしまう方も含め、
短期間でボクシングから離れてしまう方が実に多いのです。
私の出身大学のボクシング部もそうでしたし、
卒業後に在籍したジムにおいてもそうでした。
そして、それが「ボクシング界の常識」と
考えられているところも見受けられます。
当ジムもその常識に従い、
「あきらめる」べきなのかもしれません。
入れ替わりの激しい練習生の顔ぶれを眺めながら、
「こんなものですよ」と妥協して
自分を納得させるのもひとつの方法かと思います。
やめずに続けられるように工夫したい
しかし、私はそういった考えかたが大嫌いなのです。
最初からあきらめるとか、投げ出す、
逃げ道を作っておくといったことが大嫌いなのです。
ぐちょぐちょのどろどろになってもいいから、
挑み続けて道を開いていく、
何事に対してもそうしたいと思ってます。
なので、せっかくボクシングを始めようと決めて、
ジムにいらしてくださったのに、
長く続けることなくやめていかれる方たちを見ながら、
「しかたないよ」ですませたり、
「やめていく人たちが悪い」とすませたくはありません。
「ボクシングはそういうものだ」と
おっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、それが常識だとされているなら、
私はその常識をぶちこわすことに挑みます。
続けられないのはジムに責任があるのでは?
続けていけないのはボクシングそのもののためではなく、
続けられない方が悪いのではなく、
ジムが悪いのだと私はいつもそう考えてます。
そしてなぜ続けられないのかその理由を考え、
打開する方法を考えます。
「練習がおもしろくない」なら、
おもしろく感じられるように工夫します。
「練習に集中できない」なら、
自然に集中できる環境を整えます。
「ダイエットの成果があがらない」なら、
練習内容をあらためて考えます。
「なかなか強くなれない」なら、
強くなれるように方法を考えます。
それらを考えて実行することはジムの責任であり、
また、私の仕事です。
だから、いらしてくださった皆さんには、
誠心誠意の対応と指導をするところから始めてます。
全員に対して公平で平等に対応と指導
指導に関しては、高圧的な態度や、上から目線の態度、
「教えてやっている」態度を排除します。
指導したことをうまくできなくても、
それを責めたりなじったりすることはいたしません。
どなたに対しても、年少者に対しても
「おまえ」「こいつ」よばわりなどいたしません。
そして、「この人は試合に出るから熱心に、丁寧に教えるが、
この人はダイエット目的だから適当に相手をしておけ」
などと考えることもいたしません。
全員に対して公平で平等に対応と指導とをいたします。
初心者の方にはできるだけマンツーマンの時間を多くして、
中級・上級レベルの方には自分のペースで練習してもらいながら、
ミット打ちやマスボクシングのセッティングは必ず行ない、
必要に応じてその他の指導も行なう、
練習生のレベルに応じてマンツーマンの時間を変えること、
必要な方にできるだけ長くマンツーマンの時間をとること、
それが公平で平等だと考えています。
さらに、それだけでは終わらせず、さらにいい方法はないかを考え、
練習方法と環境整備の充実を図り続けていきます。
それは「改善・改良はエンドレス」のスローガンのもと、
ジムの永遠の方針です。
常に練習生の皆さんの目線でジム内を見渡し、
皆さんがより快適に、
そして効果的に練習ができるように動き続けてまいります。
気軽にボクシングを始められる環境づくり
今さら語るまでもなく、ボクシングはすばらしいスポーツです。
このジムを開設した私もその魅力にとりつかれ、
たぶんこのまま一生涯ボクシングの世界から離れることはなく
添い遂げることになると思ってます。
同じような気持ちを持たれている方も
また多数いらっしゃるでしょう。
そしてまた、これからボクシングに出会うであろう方、
この世界に入ってこられる方も多数いるでしょう。
近年のボクシングジムの増加は顕著であり、
女性にもプロ・アマチュア共に公式競技の門戸が開かれ、
さらには女性向けに競技とは一線を画した、
ボクシングトレーニングを基本とした
シェイプアップのための講座も数多く開かれています。
しかし「ボクシングを習いたい」
「ボクシングの練習をしたい」と考えた場合、
どこに行けばいいでしょうか。
プロボクサーを目指すのであれば
プロ協会加盟のジムに入門すればよいです。
女性の方で、ダイエットが目的であれば、
それを目的としたカルチャー教室が各地で開講されています。
だが「プロを目指すつもりはない」「アマチュアの試合に出たい」
「健康増進が目的」といった考えでプロのジムに入門しても
肩身のせまい思いをすることになるかもしれません。
プロのジムにとっては、
所属するプロボクサーとプロを目指す練習生とが何かと優遇され、
その他の練習生は指導を受けるのも、練習設備を使うのも、
彼らの顔色をうかがいながら遠慮がちになることもあるのです。
なぜならジムの目的が
「プロボクサーを育成して興行収入を得ること」であり、
その目的から外れた練習生は手をかけて育てても目的にそぐわず、
その分の労力や時間を「金になる」選手やプロ予備軍にかけた方が
効率的であるからなのです。
そのためプロを目指す目的を持たない者にとって、
プロジムの敷居は高く感じられることになります。
それはそのジムが悪いのではありません。
ジム側と練習をしたい方との「ミスマッチ」です。
どのような目的であれ広く受け入れます
当ジムは「アマチュア専門ジム」として発足しました。
プロのジムとして活動したいが
すぐにプロ加盟ができないからとりあえずアマチュアで、
といったものではなく、根っからのアマチュア目的のジムです。
そのためアマチュア選手にとって
より最適に近い環境作りを追求していくことを
常に念頭においてます。
ただし、練習生は全員平等として、
どのような目的での入会であれすべて受け入れ、
対応や扱いを変えることはありません。
どのような目的で入会された練習生であれ
「試合に出場させて勝たせる」
ことを目的としたスタンスで指導を行ないます。
もちろん、選手志望でない方も
多数いらっしゃると思いますが、我々の考えとしては
「この人は選手志望だから真剣に、この人はそうでないから適当に」
といった区別をしたくないのです。
全員に対して真剣に全力の指導をします。
もちろんその人の体力や技量に合わせた指導になります。
そのことが、試合に出る出ないは別にして、
各自の持つ目的に対して
最高の成果をあげることができると思います。
ただ、選手目的でない練習生に、
本人が希望しないのにスパーリングを無理強いするとか、
そういった強制はしません。
あくまでも練習生本人の志向を主導として
われわれがそれをできるだけバックアップしていく形式をとってます。
当ジムはボクシングを愛する、
またはボクシングに興味を持った
すべての方を仲間として受け入れます。
そして先述のとおり、各々が掲げた目的を果たすべく
最大限のバックアップをいたします。
誰もがボクシングのすばらしさを体験し、
自らの目的を果たすこと、これが当ジムの主目的です。
その目的が十分に果たされていないと感じられたなら
どうぞ遠慮なくご指摘ください。
ジムに対してのご意見、ご要望、ご提案、ご質問、苦情など
お気軽にお寄せください。
誠実で迅速な対応を心がけ、お答えいたします。
〇練習にいらしてくださっている皆さんを
お客様であると考えて対応し、
「満足して帰って頂くこと」を常に意識して
指導と対応とをいたします。
○練習にいらした皆さんに対して、
高圧的な態度、えらそうな態度、
うまくできないことを責める態度、
それらを一切とりません。
○年齢・性別・練習目的・その他によって
指導の手を抜くことをいたしません。
どなたに対しても真剣に、丁寧に指導いたします。
○原則として、
練習にいらした方全員にミット打ちをしてもらいます。
※希望されない場合、
夜10時までに間に合わない場合は除きます。
○体験入会や初心者を除いて、
特定の練習生にのみ集中的にするなどせず、
全員の方に公平で平等に指導と対応とをいたします。
○初心者の方には
できるだけマンツーマン指導の時間をとり、
中級・上級の方には
自分のペースで練習を進めてもらいながら、
ミットやマスボクシングのセッティングは必ず行ない、
必要に応じてその他の指導も行ないます。
○一部の練習生と練習に関係のないことを
長々と話すなどして、
その間、他の練習生を放置するようなことをいたしません。
○練習にいらして下さった方は「お客様」であり、
お客様に不快感を与えてしまうなどなきように、
そして、どなたにも満足して
練習を終えて帰って頂けるように、
指導、対応、練習の内容、すべてに気を配り、
ジムの運営を進めてまいります。
不手際や落ち度などございましたら、
遠慮なくお知らせください。
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ラッキースターボクシングクラブ ジムマネージャー 佐藤信一郎 |
大阪のボクシングジム
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電話 06-6772-0588
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